生存報告&図書館コラボにまつわるあれこれ

しばらく間が空いてしまったけど生きてます!

図書館コラボ、ほんとは来年2月のしませ誕に合わせて行くつもりだったんですが、仕事の方がごたついてもやもやしていたので、気晴らしにと思って前倒しして、12/10〜11の日程で行ってきました。
フォロワーさんがすでに行かれていてざっくりした雰囲気は伺い知っていたんですが、いざ現地入りして自分の目で見てみたらひたすら圧倒…!
すり鉢状…って表すのがひょっとしたら近いかもしれない、吹き抜けの中心部を囲むような配置の書架が、まさにゲームの図書館あのまま(さすがにデザインは現代風ですが)
今回の企画コーナーも、そんな本棚に囲まれた空間内にキャラパネルと関連書籍が配置されていて、そこに『居る』感が半端なかったです。
パネルもぎりぎりまで寄って撮れるし、本も近くの座席でゆっくり読めるしで居心地最高、いっそ住みたいくらい。
各キャラパネルのお顔とか衣装の小ネタとか(しませのTシャツ&ブレスレットの文字)しっかりばっちり見られました、いや嘘、顔見るのはけっこう照れてました。みんなあまりに良すぎて。
※お顔は照れに負けたけど、しゅせくんの指先とか、しませの胸板とか腹チラはしっかり見てきました。
文アルの立ち絵では各キャラの指先の描かれ方が実は好きなんです。通常も戦闘ver.も。
それにしてもしませ、お腹の筋肉のつき方からの推測だけど体脂肪率めちゃ低なのでは? 柔らかいところあまりないのでは…?

土曜日だったので栞作ってきまして、『地上』序盤のラブレターの一節を入れてもらいました。
そこで気がついたのが、初版(新潮社)および復刻版(黒色戦線社)では
「ぼくはいつもいつもあなたのことを〜」となっていて、依頼用紙にもそのように書いたんですが、別の会社(季節社)から発行されたものと青空文庫では
「ぼくはいつもあなたのことを〜」と、『いつも』の数がひとつ減っていました。できあがった栞の表記もこちら。
青空文庫ver.は新潮社版ベースのはずなのに…なんなら依頼用紙は初版のほうを見て書き写したのに、どういうこと? ってなったけど、まあどっちのver.も本として存在してるんだし…と一旦置いとくことにしました。
でも気になるは気になるので、後日余裕があったら調べてみたいと思います。

パネル間近で観察したい…でも顔がよすぎて正視できない…! ってなりつつひと通り見て回って、ぎりぎり時間間に合いそうだったのでしゅせ記念館さんへ。
奥様あてのお手紙も何点か展示されてたんですが、文面はそっけないんだけどそこはかとない優しさとか、ちょっとふふっとなる一面とかがうかがえて…亡くなったあとしばらく何も手につかなかったっていうのも含めてしんみりしたのでした。
・優しさエピソード:結婚したての頃、まだ漢字の読めなかった奥様のためにひらがなで書いた手紙
・人間味エピソード:逗留先だったかな、「こないだ送ってもらった着物まだ着かないんだけど…このままだと(この辺りみんなそこそこいい服着てるから)出かけられないからちょっと調べてもらって」(超意訳)
『足迹』、ちょうど記念館さんの通販で買ったものがあるので、これを機に読み返したい…と思ったら仕事のほうが年末年始進行で泣きたい。

翌日は朝から美川に移動して島田先生のお墓参り〜ルーツ交流館さんへ。
4月に引き続き、駅に降りたときは小雨とまあまあ強い風が吹いていたんですが、墓地に着くとどちらもぴたっと止みました。そして持参したお線香がまたよく燃えること。
どちらも偶然なのかもしれないけど、文アルでのキャラづけとしてあんな感じなのにすっかり慣れてしまっているせいか、闇の力を行使して雨風を抑えてくれているのか…ってつい考えてしまいがち。
自分の他にお参りに来られた方の痕跡が残っていると、『この世に何も残したくはない』と仰ってたけどばっちり残ってますよ! このとおり! って気持ちになります。図書館コラボでも地上1〜4(初版・復刻版とりまぜ)勝てり・敗れたり・革命前後…と展示されてたし。
文アルしませなら「ふっ、当然だ!」って胸を張りそうだけど、リアルsmd先生はどう思われることか…とりあえず図書館の展示でリアル先生の写真を見てた一般の来館者さんが「俳優さんみたいにきれいな顔」って呟かれてたのはお伝えしたい。
その後、海岸沿いに港経由でルーツ交流館さんへ。
展示ひと通り見てエントランスに戻ってきて、ちょうど『地上』が2バージョンあったので、今回栞に印字した一文の違いを見比べるなどしていました。
他に先生の資料(新聞連載コラムの切り抜きなどファイルにとじたやつ)あったの初めて知りました! こちらもじっくり読んできました。
ひいき目もあるけど、やっぱり少しでも同情的・好意的に書かれてるものを読むと安心できてしまう…。

まだ少し時間に余裕がありそうだったので、金沢に戻って西茶屋資料館&念願の町の踊場(カフェのほう)へ。
図書館でもそうだったけど、いわゆるお司書じゃない来館者さんの「しまだせいじろう?」って呟きが聞こえてくると何だかもぞもぞしますね。
展示されてる『地上』の各社版見て「やっぱり復刻版出しませんか新潮社さん…売上でビル建て替えられたんだし…!」って内心でぼやくのがお約束になりつつあります。

そんなこんなで帰ってきたけど早くもロス状態です。しゅせ記念館さんも展示替えがありそうだし、呉竹文庫もまだ行けてないし…

ということで、2月のどこかでまた行ってきます!